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スター・トレック ビヨンド

スター・トレック ビヨンド

 映画を見て参りました。
 見た映画は「スター・トレック ビヨンド」



【ストーリー】
ジェームズ・T・カークは、エイリアンとの会議に出向き、パワーストーンなるものの平和利用を訴えるが、交渉は決裂し、ジェームズ・T・カークはエイリアンたちに襲撃される。そのため、緊急転送し、U.S.S.エンタープライズ NCC-1701に戻ったジェームズ・T・カーク一行は、パワーストーンの破壊的利用を恐れ、船内のセキュリティボックスに厳重にしまい、ワープ航法で、エイリアンたちの許を去る。 エンタープライズがファイブイヤーズ・ミッションに就いて3年の月日が流れようとしていた。カーク率いるエンタープライズのクルー達は仲間としての絆を育みエンタープライズは我が家と呼べる存在となっていた。そんな中、エンタープライズは物資補給のために宇宙基地ヨークタウンに停泊する。


評価:
A-

 前2作を受けての新作ですが、今作も非常に安定した感じで見られました。元々スタートレックに強い思い入れがないのもあると思うのですが、素直に楽しいと思える映画でした。
 このシリーズの何がいいかというと、「過去の歴史を否定することなくリブート的に物語を再構築することが出来た」ことだと思うのですよね。
 この作品がそのパイオニアであるかは、寡聞にしてイマイチ把握しておりませんが、ただその設定をかなり有用に使えているのではないかと思います。
 まず、そもそもがSFなので、「パラレルワールドの発生」やら「次元の転移」を違和感なく盛り込むことが出来たのと、そして、過去のシリーズを「実際に起きたこと」としながらも、登場人物に今の時代に即した新しいキャラクター性を与えることが出来たことが大きのではないかと思います。
 リブート作品となると、大抵過去を一度なかったことにして新しい設定を盛り込むわけですが、このJJエイブラムスのスタートレックでは、過去を消す必要がなかった。レナード・ニモイのスポックがエンタープライズにのって大冒険したり、カーク船長がどこかの星でトカゲ頭の宇宙人ともっさりバトルをしたのも、この世界ではたしかに起こった現実なのですよ。パラレルワールドではありますが。

スター・トレック ビヨンド
 そんなわけで、過去を大事にしながら、今の観客を大切にしている、んではなかなーという本シリーズでございますよ。






 んで、今回の「ビヨンド」の感想です。
 端的に言えば「面白い。が、特別ではない」
 確かに面白いのです。序盤のエンタープライズ大破壊から、中盤のクルー救出シークエンス終盤の都市惑星での攻防戦と、章立てて分かりやすい目的ができているので、中だるみすることなく見ることが出来ました。
 でもこれって、前作までと同じような構成なのですよね。特に、序盤に主人公側に非常に不利になる状況が発生するというのが、なんか共通しているなぁと。なので、この構成と話の求心力の持たせ方それ自体は面白いと思うのですが、新鮮味はない気はします。ついでに言えばここに、カーク船長とスポックの悩み⇒なんやかんやあって⇒事態解決で悩みも解決、って流れも、きれいに踏襲されておりますね。
 勿論、プロットもストーリーも違うし、テーマ性も違うのですが、ガワが似通っているので、いっそ過去2作のリメイクのようにすら思えてしまうのですよね。

 そういう部分に目をつむることができれば、前2作と比較せず、絶対評価で点数をつけるのであれば、十分な点数をつけることができると思います。実際、エンタープライズが襲撃されたシーンでの羽虫のような戦闘機の攻撃は見栄えも良かったですし、それを打破する方法が妨害電波⇒ロックだぜ!ってのも、典型的な展開ではありますが、盛り上がる展開ではあります。

スター・トレック ビヨンド

 ただまああそこは、ロックがなるまでのBGMがちょっとうるさかったかな、って気はします。もっと音を絞って、静かな中で演出をさせたほうが、ロックのときの盛り上がりが大きかったのではないかなぁ。

スター・トレック ビヨンド
 そのロックを選曲したこの方は、今作一番のキャラクターでしたけどね。

 クラルも、悪役としての風格が前作に劣っていたかな、と思ってしまいますた。むしろ前作に切り札を持ってきたおかげで、今作でややトーンダウンしてしまうあたり、ダークナイト・ライジングをなんとなく想起してしまいました。あれも、別にベインは良いキャラクターなんだけど、その前が切り札過ぎたっていうね。
スター・トレック ビヨンド

 そんなこんなで、たしかに作品としては面白いです。見てて決して損をするような映画ではありません。むしろ、損をする映画を僕はいっぱい見てます。
 それでもなお、どうしても前作がある以上、単純に評価できない部分もあるし、素直に「楽しいなぁ」と思う感情に対して、陰りが出てきてしまうのも、仕方ないのかな、と思ったりします。

 ただまあ、ダメな映画ではありません。見る価値は十分にあります

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