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エージェント・ウルトラ

エージェント・ウルトラ

 DVDを見て参りました。
 見た映画は「エージェント・ウルトラ」

【ストーリー】
片田舎のコンビニでバイトをしているダメ青年マイク(ジェシー・アイゼンバーグ)は、一緒に住んでいる恋人フィービー(クリステン・スチュワート)とハワイ旅行に出て結婚を申し込もうと決意する。だが、出発前にパニック発作を起こして旅行は中止に。ある日、彼は店に乱入してきた暴漢たちを無意識のまま瞬殺してしまう。それを機に、マイクがCIAの極秘マインドトレーニング計画で育成されたエージェントであったことが判明。やがて計画の封印を進めるCIAから次々と刺客を放たれ、フィービーを誘拐されてしまうが……。


みんしーやん的評価:
A

 多少画は安っぽいかな、という気がしなくもないですが、基本的には見ていて非常に楽しい系統の映画です
 うだつの上がらない若者が大逆転する、というのはそれだけでカタルシス製造装置であるわけですが、その大逆転の結果が「血みどろのアクション」というのだから、これはもう楽しいでしょう。フライパンを使った跳弾スナイプも魅力的でしたが、それよりもアクションの肝として「ちりとり」をフィーチャーしているのが楽しくて良かったです。
 オープニングの取り調べシーンでちらりと出てくる、血だらけのちりとり。この時点で、「ちりとりが凶器として使われた」ことは分かるのですが、普通はちりとりを凶器として使うイメージがないながらも、ただ凶器として示されると「ああ、たしかに殺せそう!」ってなる辺り、非常に良い武器だと思います。そして、空想の中で猿に持たせたり、最後の潜入ミッションの下りでもしっかり出て来るあたり、「アクションとしての象徴」になっているのだなぁ。なのでちりとりが出ただけでニヤリとする感覚が、とてもよいのです。

エージェント・ウルトラ

 ただ、全体的に安っぽいなぁ、と感じた理由は、主人公周りよりもCIAの人たち周りの描写なのかな、と思ったりします。
 というのも、CIA側の「きちんとした組織感」があまりないのですよね。
 建物の内装が妙に安っぽい、というのは別としても、作戦が何かしらの重要な意思決定のもとに動いている気配がない。あのおっさんの裁量ですべてが決まってしまっている感じがする。あとは、空爆という重要なミッションが、個人の、それも何の監視もない状態で自由自在に動かせる状態になっている、とうのもどうだろうかと。あとはラストの、上官が問題の起点になった二人のCIAを詰問するシーンも、なんでそこでやるんだ、偉い人の部屋でやるんじゃないのかよ、っていう、疑問を抱かざるをえない描写が多かったのがマイナス。

エージェント・ウルトラ

 まあ細かいところかもしれませんが、そういう描写が、この物語の敵であるCIAの安っぽさ、嘘っぽさを出してしまったのが、少々残念だったかなという気がします。
 ただ、全体で見れば些細な事です。B級映画だという意識で見れば、何も気になりません。

 あとは、アクションとは別に、ヒロインへのプロポーズという大きなストーリーの軸があるのも良かったです。こういう軸のあるなしで、やはり映画への訴求力は変わってくるのだと思います。こういうアクション映画であれば、それはシンプルであるほうがよい。もしこれが「ウルトラ計画の種明かし」という方向に物語の主軸を持ってこられたら、もう少し素直に楽しめない話になっていたかもしれません。なので、ここは非常に良い。

 恋愛面でも成功しますし、見事なハッピーエンドの、良い映画でした。

エージェント・ウルトラ
 この人だったら、スーパーマンとかバットマンともなんとか戦えそうですけどね。ちりとりで。
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