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ザ・ガンマン

ザ・ガンマン

 映画を見て参りました。
 見た映画は「ザ・ガンマン」



【ストーリー】
元特殊部隊のすご腕暗殺者ジム(ショーン・ペン)はアフリカ・コンゴ民主共和国で鉱山利権が絡む極秘の暗殺任務をやり遂げ、全てを捨て身を潜めるように生きていた。しかし数年後、突然何者かによってターゲットにされた彼は、暗殺作戦に関わった仲間たちが殺害されていることを知る。敵の正体を突き止めるため、再び銃を手にするジムだったが……。


みんしーやん的評価:
B-

 ふと思い立って「映画を見に行こう」となった時、何を基準に見る映画を決めるか、って話があるじゃないですか。見に行く時間と、その時公開している映画にあたりを付けたりするわけですよ。そうすると案外選択肢は限られるわけです。
 じゃあそのときにはどんな選択肢があったかというと、「オデッセイ」とか「ザ・ウォーク」とかあるわけですよ。世間評とかはなるべく入れないようにしているのでそっちは分かりませんが、少なくとも映画館はこいつらをもっと推したいわけですよ。
 ところが天邪鬼であるところのこの私、感動を押し売りされるのが嫌だから、「オデッセイ」は却下。「ザ・ウォーク」は、高いところが苦手だし、そもそも何が面白いのかが前情報ではいまいち伝わらないというのもあって却下。
 その結果の選んだ映画がこの映画ですよ! どうですか、上記の2本と比べると、見るからに地味ではないですか!
 一応、ショーン・ペンが主役、「96時間」の監督作ということで、決してセールスポイントがないわけではないですが、パッと見地味に見えるわけですが、じっとスタッフやらキャストやらを見てみると、決して地味ではないことが分かります。
 ところがいざ見てみるとどうでしょう。
 結局地味だったというね!




 まず、アクション要素はよかったですよ。
 気に入ったアクションはいくつかありまして、まず、広い家で暗殺部隊的な存在に攻撃されたときの回避方法がよかったなぁと。ガソリンをまかれ火攻めに合うのですが、逃げ込んだ先がバスルームだったので、シャワーの水を出すことで炎を回避。加えて、一度炎を抜けて外に飛び出し、手榴弾を投げたのち、再度炎をくぐって元の場所に戻るという、この所作が高得点です。炎を壁代わりに使うというのは、なるほど、確かに炎を行き来できればこんなにも防御力の高いものはないし、相手に押し付けらえたピンチを逆手に取るという点で、非常に良い動きだと思います。
 あとは、自宅に爆弾トラップを仕掛けられた際も、それに気付き一度解除した後、再度トラップを仕掛け直して敵を巻き込むという。このあたりの逆手に取り方は普通に楽しめました。

 ただまあ、その細かいアクションのプラスを考慮しても、やはり全体的に地味……。いや、決してつまらないわけではないし、テレビ映画でやっていたら余裕で楽しんで見ていると思いますが、ただ大きなスクリーンでやるには、ちょっとばかり地味かな……。前観た「ジョン・ウィック」みたいにリアリティのあるスタイリッシュさとか、あるいはヴァン・ダム作品みたいにぶっ飛んだ肉体動作みたいなのがあればよいのですが、上記の「逆手に取る戦法」もそれほど多くあるわけではないですし。

 ストーリーについては、色々と素直に受け入れられない箇所はあります。
 そもそも、ジムの脳の障害設定が単にジムをピンチに追い込むための装置でしかないところが非常に残念。病を克服して新たな自分を見出すとか、そういうたたき台にすれば意味も出てくるのに、本作での使われ方は「本当は強いんだけど発作が来たから負けました!」っていう、物語の都合にいいように発動するためのものになってしまってるんですよね。エンディングであっさり影も形もなくなってしまいましたし。
 黒幕も出た瞬間に「いや、お前しかいないじゃん」ってなるので意外性がない。
 あとは、ペントコスト隊長ことイドリス・エルバーが出てきたわけですが、特にコヨーテ・タンゴに乗るわけでもなく、思わせぶりに協力を申し出、共闘する約束をした結果、すべてが終わってからのうのうとやってきた上でジムに軽く説教をしておしまいという、なんなんだお前は、という使われ方しかしていなかった。

 そういった残念な要素が、いくつか見られておりました。
 これが重厚なスリラーとかであればもう全くダメですが、アクション映画であり、そのアクション部分にそれなりに楽しめる部分はあったので、まあそんなに卑下するべきものでもないのかなぁ、とは思います。
 ただまあ、地味ではありました。積極的に見ることはきっとないでしょうけれども、ふとした機会に目にすることがあれば、温かい目で受け入れたいと思います。

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