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マーラとバイキングの神々

マーラとバイキングの神々

 不思議な方法で映画を見て参りました。
 見た映画は「マーラとバイキングの神々」

【ストーリー】
マーラは、心の奥から聞こえる奇妙な声に悩まされていた。「君は予言者だ。使命を果たせ」。不思議な力に導かれ、神々の世界に足を踏み入れたマーラ。そこで彼女は、洞窟に幽閉されている半神ロキと出逢う。ロキは、炎の邪神ローゲにさらわれた妻のシギュンを取り戻す使命をマーラに託した。果たせなければ、この世は終末の日《ラグナロク》を迎える。マーラは北欧神話の専門家ヴァイシンガー教授と共に、世界を救うため、火の山に住むローゲに戦いを挑むが…。


みんしーやん的評価:
B+

 ところでみなさん、「アルバトロス・フィルム」と聞いてどんなことを思い浮かべるでしょう?
 とある都市の主要駅で100人に聞きました。
 「信用ならないB級映画の制作会社!」
 さあ答えはあるか!?
 あるあるあるある!

 うるせぇバカ!!!

 失礼、記憶の奥底で、昔は気づかなかったバラエティの下品な演出を思い出してイライラしました。っていうか、バラエティの品位が落ちてるとか言ってる人がいますが、往時から倫理観なんてものはなかったわけですよ。
 でまあ、倫理観がなんというのであればアルバトロスという会社も一緒なわけですけれどね(話が繋がった)
 アルバトロスといえば、多数のB級映画を販売している日本の配給会社として有名です。 「アルバトロス=B級パニックホラー」の図式は今や動かしがたいものがあり、やけにCG感丸出しのパッケージだなぁと思って裏面を見てみれば、Aに鳥がかぶってるロゴが書いてあるなんてことは、日常茶飯事なわけです。それならまだしも、気になってレンタルしてみた映画の予告編で、このロゴがでてきたり、あとパチンコ玉みたいな銀の球に「PW」って赤字が印字された、やっすいロゴが表示されたりすると、「しまったこれプライムウェーブだ!」とがっかりするとともに、向こう90分を無為に過ごすことを強いられるわけです。
 そんなイメージがすっかり定着し、そしてそれを払拭しないどころか、メリットくらいに思っている(じゃなかったら「あのアサイラムが」みたいな宣伝文句は使わない)アルバトロスさんですが、別にアルバトロスさんもがっかりする映画ばかりを売っているわけではありません。あ、いや、誤差の範囲ではありますけど。

 そんな誤差の一本が、この映画です(長い前置き)。
 ストーリーは奥ゆかしいジュブナイルもの。いじめられっ子で内気な女の子が、不思議な力を身に着けて、その力におぼれ後悔しながらも、世界を救うために冒険する。世界は救われ、少女は成長する。めでたしめでたし。
 ストーリー自体にそれほど意外性はないけれども、それ故に安心できる造りです。この手のいわゆる王道的なストーリーは、やはり普遍性があるから受け入れられているのだなぁと思います。
 何も目新しいことをするだけがクリエイティビティじゃないのですよ。類型的なものをしっかりと描き切ることだって素晴らしいことなんですよ。
 悪いやつがやられて、みんなが幸せになる。ついでにいじめっ子もいじめられっ子も自分を見つめ直し、これぞといった感じでハッピーエンドな話です。

 まあ、さっき言ったみたいに類型的な話でありますので、あえて見る必要はないかな、とは思いますが、ふと目にする機会があれば見ていただければ、とりあえず損することはない一本だと思います。

 ただ、納得いかない点が数点ありまして。
 まず、これはドイツの映画なんだから、字幕の訳も「雷神ソー」じゃなくて「雷神トール」でいいのではないかと。実際中の人たちは「トール」と発音していたし、日本では「トール」の方が通りがいいはずなので、ここは「トール」と訳すべきだと思うのですよね。明らかに「マイティ・ソー」に引っ張られすぎ
 あとは邦題の「バイキングの神々」ですが、まあ間違いじゃないんですけど、これも正しくはないと思うんですよね。別段北欧神話はバイキングのみに信仰されていたものでもないし、仮にそうだとしても、神々は「トール」とロキとロキの奥さんだけなので、「神々」というのは少し違う気がします。そもそも、原題は「Mara and the Firebringer」で、「Firebringer」は「火をもたらすもの」程度の意味なので、物語的には合致していても邦題とはかけ離れているように思われるのですが。意訳というよりは、やはり「マイティ・ソー」に引っ張られた感じかなと。

 あと、映画とは直接関係ないですけど、とある「タイトルでググったら上位のほうに来る『感想サイト』」では「マイティ・ソーでの腐女子人気を考慮してロキを味方にした」と断じておりましたが、いやいや、ドイツの映画だから日本の腐女子関係ないじゃん。
 本当にもう、こういう人は、頭蓋を切開して、脳を取り出して代わりにメロンパンでも入れておいた方が、世の中の役に立つんじゃないかなと思います。害悪にならないという意味で

 あと、これは本当に映画とも全く無関係だし、しょうがないことなんですけれども、ミルニョルみたいな、打出の小槌的な柄の短い小さなハンマーって、武器としては非常に格好悪いと思うのですが……。

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