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「アンダーワールド」&「アンダーワールド:エボリューション」

アンダーワールド アンダーワールド:エボリューション

 DVDを見て参りました。
 見た映画は「アンダーワールド」そして「アンダーワールド:エボリューション」
 元々は一つの作品ということで、一つのものとして扱っていきたいと思います(同じようなことを2回書くのが面倒になったわけではない)。

【ストーリー】
「アンダーワールド」
ビルの屋上から楽々と地上に降り立つ一人の美女。彼女の正体は吸血鬼<ヴァンパイア>の女戦士セリーン。ある時、彼女はヴァンパイアの宿敵、狼男族<ライカン>が人間の青年医師マイケルを追いかけていることに気づく。不審に思ったセリーンはマイケルの行動を追跡。そして、彼に直接尋問している最中、ライカンたちに急襲される。セリーンはとっさにマイケルを助けて逃走するが、その直前、マイケルはライカンのリーダー、ルシアンに肩を咬まれてしまう。それは、マイケルがほどなくライカンになることを意味するのだった…。

「アンダーワールド:エボリューション」
ヴァンパイアとライカン(狼男族)の種族の存亡を賭けた死闘が繰り広げられてきた闇の世界の女戦士セリーン(ケイト・ベッキンセイル)は、両種族の創世にまつわる自らに秘められた過酷な運命を知る。己の血族であるヴァンパイアに裏切られたセリーンは、複雑な想いの中、闇の世界“アンダーワールド”への復讐を誓うが……。




みんしーやん的評価:
A

 個人的には「無印」のアンダーワールドは、世界一かっこいい映画のポスターの一つだと思います。月をバックに、美人さんが銃を持ち、コートを翻して立っている。もう最高じゃないですか!
 ポスターのみならず、映画全体で中二心を全力でくすぐるビジュアルと設定が満載です。
 そのスタイリッシュさで、特に日本のB級ビデオ映画界では「雨後のアンダーワールド」と言っても差し支えのない、「どこかアンダーワールド」っぽいパッケージの作品が現れました。
 いくつか挙げていきましょう。

・アンダーワールド ラストセクト
アンダーワールド ラスト・セクト
よく似た感じ

・アンダーワールド ライジング
アンダーワールド ライジング
面影しかない

・アンダーブラッド
アンダーブラッド
可愛く……ない?

・ダークワールド ザ・レボリューション
ダークワールド ザ・レボリューション
あふれ出るCG感

・ダークブレイド
ダークブレイド
やりたいことは、まあわかる

 雰囲気はなんとなく似てますが、一見しただけで「ああ違うな!」というのが分かりますね。それだけ、本作の影響力が強いということです。

 ちなみに、こんな作品もあります。これは本編からしてアンダーワールドマッドマックスロード・オブ・ザ・リングを足して割ってない作品なので、パッケージ詐欺ではない。一応パッケージ通りのことが起きている。
ドゥームスデイ



 さて、これだけ影響の強い本作ですが、どんなところが魅力なのでしょうか。箇条書きにしてみたいと思います。

●バンパイアと狼男が銃を乱射しながら戦う。
 バンパイアと狼男の戦いが、銃撃戦ですぜ。しかもそれが紫外線弾硝酸銀弾というのだから、これは理にかなった上に、実にSF要素満載のギミックなわけです。
 またバンパイア=不老不死を活かして、何百年も前の因縁を絡めてくるというのも、はったりが効いていて良いです。

●美人がロングコートとキャットスーツで戦う。
 ケイト・ベッキンセイルが図抜けて美人さんであることもあり、キャットスーツ姿が非常に良く映えます。平時は基本キャットスーツのみで行動しているのに、戦闘する際はロングコートを着るというのもよく分かっている感。キャットスーツの光沢も最高ですし、静かなシーンで、身じろぎした際にギチギチとレザーの軋む音がするのも、非常にフェティッシュでよいです。

●セリーンの吹き替えは田中敦子
 またツボを押さえたことに、吹き替えはセリーンの声が田中敦子。全く違和感がないのは、すっかり慣らされてしまっているからでしょうか。もういつプロジェクトを白紙にすると言い出してもおかしくない。恐ろしい人です。嘘です。

 何度も言いますが、ケイト・ベッキンセイルが本当に美人さん。こんな人がロングコートとか着て戦うとか、盛り上がらないほうがおかしい。戦闘シーンも映えるし、静かなシーンでも存在感があります。逆を言えば、他の登場人物の存在感があまりないわけですけれども。

 ストーリーの粗はないわけではないし、なんなら結構大きいけれども、上のビジュアルと中二設定一発ですべてカバーしていると言っても過言ではないでしょう。

 本来一つになるはずだった物語を分割したことには、利点と欠点がそれぞれあると思います。
 まず、中盤の見せ場に据えられていた「ビクターとの対決」が、「無印」のラストに持ってこられたために、「無印」での「中盤の見せ場」そして「最後の見せ場」が弱くなってしまった。そして途中から登場し、元々話の推進力を持っていた「マイケルの正体」には何の関係もないビクターを大ボスとしてしまったがために、彼を倒したことで何かが解決した感じがしない。ここで倒されるべきボスは、本来なら黒幕であるクレイブンだったのでしょうが、それではアクション映画としては盛り上がらない。
 利点は、「マーカスとウィリアムの話」を分割できたことで、少なくとも「エボリューション」については話をきれいにまとめられたこと。そして、「無印」から物理的に時間が空くことで、セリーンとマイケルの親交具合が自然に進んでいるように見えたことでしょうか。
 逆に、本来の想定通り一作品にぎゅうぎゅうに詰め込んでいたら、話が散らかってよく分からない映画になっていたでしょう。分割したことで「無印」の話は多少歪にはなりましたが、一応話に起伏はあるし、何よりアクションを見せることが主眼なので、ストーリーは多少薄くてもカバーできる、というのも功を奏した感じでしょうか。

 一つの作品としては決して完璧なものではありませんが、この作品においては「セリーンがかっこいい」という一点が欠点をすべて上回っているが故に、面白いわけです。
 セリーンの出てこないエピソード0的なビギンズはその点で評価が曇る(ついでに言えばSF要素もなくなっている)わけです。
 セリーンが出ているはずの「覚醒」は、セリーンでは覆い切れないほど欠点が大きかった。欠点というか、「蛇足感」というのでしょうか。

 まあまあ、でも本当、セリーンのこのビジュアルは最高に格好良いですよ。セリーンだけで100点あげてもよい
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