アリスvsモンスター・スクワッド

アリスvsモンスター・スクワッド

 DVDを見て参りました。
 見た映画は「アリスvsモンスター・スクワッド」

【ストーリー】
人間の知らないところで、光と闇の戦いは始まっていた。スティルツキンが“魔法の鏡”を壊したせいで、ワンダーランドの魔物たちが現代のロサンゼルスに飛び出してきたのだ。冥界からやって来た“死神”は、現世の支配を狙って暗躍。《毒をもって毒を倒す》ため、アリスはおとぎ話の悪党たちを集めたチームを結成し、死神の軍団を倒そうとする。だが、一筋縄ではいかない悪党どもをまとめるのは容易ではない。そして遂に、死神軍団の攻撃が始まるが……。


みんしーやん的評価:
D

 やあ、正直ちゃんと見てませんでしたわ。途中で寝ちゃったからね。

 ただまあ、そのくらいの作品であるということですよ。
 放題のみならず、原題、及びそもそものコンセプトからして、「アリス・イン・ワンダーランド」「スーサイド・スクワッド」意識しまくった、というか、便乗しまくったのは明々白々。さらに言うなれば、「イン・トゥ・ザ・ウッズ」「アベンジャーズ」に便乗しまくった「グリムアベンジャーズ」の結構明確な続編でもあり、製作者の意図としては、「あの大人気グリムアベンジャーズの続編!」という体でリリースしたのでしょう。
 いやいや、そもそもグリムアベンジャーズ微妙だったから。人気ないから。
 そんなこんなで、版権も説明も必要ない童話の人物を主役に据えた、アサイラム・シネマティック・ユニバース的な世界観に勝手に位置づけられるであろう本作です。

 いやね、つまんないのびっくりするくらいつまんないの
 スーサイド・スクワッドを意識しまくったのはいいですよ。何一つ還元されてないですからね
 童話の悪者を出しました⇒ちょっとスーサイド・スクワッドに似せました⇒満足
 これで終わりだから。
 似せるにしても、もっとやりかたあるんじゃないの、ってくらいひどいですからね。
 ハーレイ・クイン風の人が「3匹のくま」のゴルディロックスってことですけど、金髪以外に共通点あるのですかね。

アリスvsモンスター・スクワッド

 ルンペルシュティルツヒェンがジョーカー風なのもどうなのって感じだし。
一番ひどいのは、エンチャントレスを人食い魔女に当てられてるんだけど、人食い魔女が全く可愛げがなくて困った。

アリスvsモンスター・スクワッド

ちなみにこちらがエンチャントレス。可愛い!

スーサイド・スクワッド

 まあ、結論から言えば、見なくていいです。見る必要ないです。アサイラム・シネマティック・ユニバースの顛末を、人生の何よりも気にしている人だったら見てもいいと思いますが、そうじゃない人は、スーサイド・スクワッドの予告編を見たほうがマシです。できればそのまま本編も見ていただきたい。
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バトルヒート

バトルヒート

 DVDを見て参りました。
 見た映画は「バトルヒート」

【ストーリー】
バンコクの刑事トニーは、人身売買を手がける国際的犯罪組織のボス・ドラゴヴィッチの摘発に奔走していた。
一方、アメリカ・ニュージャージーでは、タイ警察からの情報をもとに、入国してきたドラゴヴィッチへの強制捜査が行われ、刑事ニックらの活躍でドラゴヴィッチは逮捕された。
しかし、ニックは逆に恨みを買い、ドラゴヴィッチの息子たちに家族を殺されてしまう。復讐の鬼と化したニックは逃亡したドラゴヴィッチを追って、タイへと向かう。
そんなニックをトニーが待ち受け、2人はドラゴヴィッチという共通の敵を協力して追う。


みんしーやん的評価:
A-

 そもそもからして、なぜこの邦題なのでしょうかと思うところはあるのですよ。
 バトルヒート。ですよ。バトルがヒートするわけですよ。
 いやまあ、イメージは伝わりますけれども、本質を何も表現はしていないですよね。原題の「Skin Trade(人身売買)」の方がよっぽど内容を的確に表現している気もするけど。
 そもそも、この映画を一体どの層が見るのか、って話ですよ。
 世の善男善女。例えば「昨日二年ぶりぐいらいに映画を見ました。流行ってると聞いたので『君の名は。』を見てきました」って言うような人が、この映画を見るか、って話ですよ。見ないですよ、って話ですよ。
 どんなタイトルであろうが、普通の人は手に取りません。手にとるのはドルフ・ラングレントニー・ジャーそれなりに大好きな人達だけです。

バトルヒート

 というわけで、ドルフ・ラングレン、トニー・ジャー出演のアクション映画ですよ!
 何も考えずに楽しめて良かったです。ドルフ・ラングレンの、多少もっさりとしたアクションも、トニー・ジャーの動きまくるアクションと上手く絡まって、「力の1号、技の2号」的な感じで、「どっちも素晴らしい」という意見に落ち着くほどに、双方魅力的に描かれておりました。
 ストーリー周りには多少グズグズがあったものの、基本的には分かりやすく進行していきます。
 悪役がよいですよね。マイケル・ジェイ・ホワイトに、ロン・パールマンに、ケイリー=ヒロユキ・タガワですから。ギャンボルに、ハンニバル・チャウに、三島平八ですから。
 キャスト陣は、主役二人と合わせて非常に豪華です。いやまあ、世の人が言う豪華に一致してるかは知りませんよ?

バトルヒート

 そんなわけで、脳のスイッチを切断して見る分には、まったくもって楽しい映画でした。
 終わりも、続編に続きそうで、多分続編がでない空気を醸し出してましたしね!

キングスマン

キングスマン

 DVDを見て参りました。
 見た映画は「キングスマン」

【ストーリー】
ロンドンにある高級スーツ店「キングスマン」は、実はいかなる国の干渉も受けない屈指のエリートスパイ集団だった。ブリティッシュスーツを小粋に着こなす紳士ハリー(コリン・ファース)もその一人で、日々極秘任務の遂行に務めていた。そんなある日、仲間が何者かに暗殺され、彼は街で不良少年エグジー(タロン・エガートン)をスカウトする。


みんしーやん的評価:
A

 感想が溜まってるのでこれもサクサク行きますよ。評判いいしみんな見てるからいいよね。

 当初の自分の想像よりもリアリティラインが低い話になっていたので、いい意味で予想を裏切られて楽しめました。もっと現実に即したトレーニングやら何やらが行われるかと思ったら、結構なトンデモ装置のオンパレード。
 その大転換になったシーンが、大学教授(マーク・ハミル!)救出シークエンスです。その時は誘拐犯もキングスマンも、特にトンデモ兵器は持ち出さず、意識的に悪く言えば、普通のスタイリッシュなアクションでした。ところがここで出てきたガゼルが、ブレード状の義足でキングスマンを真っ二つにする。この瞬間に「あ、この映画はこういう荒唐無稽が許される映画なんだ」という転換ができ、「じゃあもうなんでもできるんだな!」という所で、アクションと次に出てくるであろう「新兵器」への期待が俄然高まる感じですね。
 そんなわけで、遠慮しないアクションシーンは大変楽しく見れました。特にコリン・ファース絡みのアクションがよくて、教会での大立ち回りは非常に見応えがあります。あとは、後半の「自分たちだけ生き残ろうとした金持ち」の頭が続々打ち上がっていくシーンは、非常に爽快感があります。

 ストーリー側も、「後身の育成」という軸が、コリン・ファースの大立ち回り&退場とともに帰結するのも、その後にその後身が覚醒したかのような活躍を見せるのも、盛り上がります。また、「典型的な英国紳士」と「典型的なアメリカンの成り上がり」の対比も、単純ですがよい設定でしょう。

 ストーリーそのものはオーソドックスであるものの、それはしっかりと作り込まれ、その上でトンデモ兵器を軸にした派手なアクションをしっかりと据えている。とても見やすく、楽しい映画でした。

エージェント・ウルトラ

エージェント・ウルトラ

 DVDを見て参りました。
 見た映画は「エージェント・ウルトラ」

【ストーリー】
片田舎のコンビニでバイトをしているダメ青年マイク(ジェシー・アイゼンバーグ)は、一緒に住んでいる恋人フィービー(クリステン・スチュワート)とハワイ旅行に出て結婚を申し込もうと決意する。だが、出発前にパニック発作を起こして旅行は中止に。ある日、彼は店に乱入してきた暴漢たちを無意識のまま瞬殺してしまう。それを機に、マイクがCIAの極秘マインドトレーニング計画で育成されたエージェントであったことが判明。やがて計画の封印を進めるCIAから次々と刺客を放たれ、フィービーを誘拐されてしまうが……。


みんしーやん的評価:
A

 多少画は安っぽいかな、という気がしなくもないですが、基本的には見ていて非常に楽しい系統の映画です
 うだつの上がらない若者が大逆転する、というのはそれだけでカタルシス製造装置であるわけですが、その大逆転の結果が「血みどろのアクション」というのだから、これはもう楽しいでしょう。フライパンを使った跳弾スナイプも魅力的でしたが、それよりもアクションの肝として「ちりとり」をフィーチャーしているのが楽しくて良かったです。
 オープニングの取り調べシーンでちらりと出てくる、血だらけのちりとり。この時点で、「ちりとりが凶器として使われた」ことは分かるのですが、普通はちりとりを凶器として使うイメージがないながらも、ただ凶器として示されると「ああ、たしかに殺せそう!」ってなる辺り、非常に良い武器だと思います。そして、空想の中で猿に持たせたり、最後の潜入ミッションの下りでもしっかり出て来るあたり、「アクションとしての象徴」になっているのだなぁ。なのでちりとりが出ただけでニヤリとする感覚が、とてもよいのです。

エージェント・ウルトラ

 ただ、全体的に安っぽいなぁ、と感じた理由は、主人公周りよりもCIAの人たち周りの描写なのかな、と思ったりします。
 というのも、CIA側の「きちんとした組織感」があまりないのですよね。
 建物の内装が妙に安っぽい、というのは別としても、作戦が何かしらの重要な意思決定のもとに動いている気配がない。あのおっさんの裁量ですべてが決まってしまっている感じがする。あとは、空爆という重要なミッションが、個人の、それも何の監視もない状態で自由自在に動かせる状態になっている、とうのもどうだろうかと。あとはラストの、上官が問題の起点になった二人のCIAを詰問するシーンも、なんでそこでやるんだ、偉い人の部屋でやるんじゃないのかよ、っていう、疑問を抱かざるをえない描写が多かったのがマイナス。

エージェント・ウルトラ

 まあ細かいところかもしれませんが、そういう描写が、この物語の敵であるCIAの安っぽさ、嘘っぽさを出してしまったのが、少々残念だったかなという気がします。
 ただ、全体で見れば些細な事です。B級映画だという意識で見れば、何も気になりません。

 あとは、アクションとは別に、ヒロインへのプロポーズという大きなストーリーの軸があるのも良かったです。こういう軸のあるなしで、やはり映画への訴求力は変わってくるのだと思います。こういうアクション映画であれば、それはシンプルであるほうがよい。もしこれが「ウルトラ計画の種明かし」という方向に物語の主軸を持ってこられたら、もう少し素直に楽しめない話になっていたかもしれません。なので、ここは非常に良い。

 恋愛面でも成功しますし、見事なハッピーエンドの、良い映画でした。

エージェント・ウルトラ
 この人だったら、スーパーマンとかバットマンともなんとか戦えそうですけどね。ちりとりで。

ゾンビシャーク 感染鮫

ゾンビシャーク 感染鮫

 DVDを見て参りました。
 見た映画は「ゾンビシャーク 感染鮫」

【ストーリー】
風光明媚な観光地レッドプラム島には、廃墟のような巨大な建物があった。そこは政府の研究施設で、負傷兵の回復のために細胞を再生させる研究が、サメを実験台に極秘裏に行われていたのだ。ある時、実験過程で突然変異した、不死身のゾンビシャークが誕生し、研究所の檻を突き破り外洋に出てしまった!ゾンビシャークは凶暴なだけでなく、そのゾンビウィルスの感染力が強力で、噛まれた生き物はことごとくゾンビ化してしまう。そのため急激に増殖するゾンビシャークと、噛まれゾンビ化する人間たち。折しも悪天候で孤立した島は阿鼻叫喚のゾンビ地獄と化した。そして、ゾンビシャークとゾンビ、生き残った人間たちによる、三つ巴の戦いに突入していった・・・。


みんしーやん的評価:
C

 「ゾンビシャーク 感染鮫」などという露骨なタイトルが付けられている本作であります。
 数多あるサメ映画。今日日普通のサメ映画など、まったくもって売れる気配がありません。たとえ「ゾンビ鮫」などというものが出たとしてもです。そんな飽和状態のサメ映画界でどうやって生き残っていくか。
 いやまあ、サメ映画をやめろ、っていうのが正しい選択であるような気はしますが、そこは「サメ映画は辞めない」って前提で進めます。
 そこでどうするか。このスタッフたちは、「そうだ、人間にも感染させよう!」という結論に至りました。
 なんでだ!
 というわけでしっかり小ネタを挟んだ所で、感染鮫ですよ。
 正直「処刑鮫」よりかは面白みはありますけどね。
 ただ全体的に漂う「人手不足感」はどうしたものかと。パーティーの場面とかもあるんですが、どうにもこうにも人が少ない。なんか必死でやりくりしている感じが見えてしまって、ゲンナリするのですよね。
 鮫の造形も非常に粗いです。いやまあ、この手の映画にクオリティの高いCGや小道具を求めたりはしませんが、もうちょっとなんとかなんだろう、という気はします。

ゾンビシャーク 感染鮫

 非常に雑な感じで鮫に飲み込まれたりもするわけです。
 ゾンビ描写もしかり、ろくにメイクもしないでウロウロしてるだけですし、そもそもからして、ゾンビが出てくる意味ないですからね。いや、「ゾンビシャーク」ってコンセプトからしたら必要なんでしょうけど。
 あとは、血清を作る博士が「忘れた」って、それどんなサスペンスなんだと。雑にも程がある。

 そんなわけで、ツッコミどころは両の手では足りないわけです。数多あるサメ映画、ちょっとくらい奇をてらったくらいでは何にもならないということがわかりましたね。

ドルフ・ラングレン「処刑鮫」

ドルフ・ラングレン「処刑鮫」

 DVDを見て参りました。
 見た映画は「ドルフ・ラングレン「処刑鮫」」

【ストーリー】
湖畔の町で警官として働くメレディスは、過去に自身が逮捕した犯罪者クリントの娘カーリーを引き取り、本当の親子のように幸せな毎日を過ごしていた。一方クリントは数年の刑務所生活の末、ついに仮出所の日を迎えており、早速彼は娘のもとへと向かう。ちょうどその頃、町の湖では遊泳者が鮫に襲われる事故が続発していた。湖にいるはずのない鮫が現れたという報せを受けたメレディスはこれを調査していくが、その途中で彼女はクリントと再会する。


みんしーやん的評価:
C

 「ドルフ・ラングレン 処刑鮫」などという露骨なタイトルが付けられている本作であります。
 数多あるサメ映画。今日日普通のサメ映画など、まったくもって売れる気配がありません。たとえ「淡水に生息する鮫」などというものが出たとしてもです。そんな飽和状態のサメ映画界でどうやって生き残っていくか。
 いやまあ、サメ映画をやめろ、っていうのが正しい選択であるような気はしますが、そこは「サメ映画は辞めない」って前提で進めます。
 そこでどうするか。このスタッフたちは、「そうだ、ドルフ・ラングレンを出そう!」という結論に至りました。
 なんでだ!
 そんなわけで、ドルフ・ラングレンが出るサメ映画です。一応、鮫が淡水の湖に出現するとか、希少動物の取引がとか、色々盛り込んでいる要素はありますが、正直それはささやかな問題です。このタイトルを手に取り、この映画を借りようと思う人のほぼ100%は、「ドルフ・ラングレン」にしか興味がいっていないはずですからね。
 一応映画としては、親子の絆とかを盛り込んでいて、ちょっとは高尚な感じに仕立て上げようとしている意図は見えます。ほっこりするストーリーではありますからね。ただまあ、サメ映画で、ドルフ・ラングレンが出てきて、それを求める観客がどの程度いるだろうか、と。多分みんながみたいであろう、「鮫とドルフ・ラングレンの格闘」はものすごくあっさり気味に描かれていました。肝心の見たいところが見れなかった印象ですね。
 あとは、ヒロインに感情移入が出来なくて困った(またそれか)。

ドルフ・ラングレン「処刑鮫」

 見たいただければ分かる通り、どう見てもドルフ・ラングレンいいやつじゃないですか。ちょっとは話し聞いてやれよ、って感じですよね。娘が自分の意思で父親のもとに戻ったのに、誘拐だなんだと大騒ぎしたり。あれって、観客はドルフ・ラングレンが善人だって知ってるし、そうじゃなかったとしても、誘拐って決めつける前に色々調べることがあんだろ、って思ってしまうわけですよ。
 そもそもからして鮫が弱すぎて、鮫との格闘周りでは一切盛り上がりませんでしたからね。

ドルフ・ラングレン「処刑鮫」

 水上からのショットガンでやられる始末。

 そんなこんなで、ドルフ・ラングレン以外には何も魅力がない映画でしたとさ!

コップ・カー



 DVDを見て参りました。
 見た映画は「コップ・カー」

【ストーリー】
家出中の少年2人が荒野で1台のパトカーを偶然見つける。ゲームで覚えた運転知識で本物のパトカーを無邪気に乗り回す2人だったが、そこへ車を盗まれたことに気付いた持ち主の保安官から無線が入る。やがて少年たちは、車のトランクにあってはならないものがあることを知る


みんしーやん的評価:
A

 みんな大好きケヴィン・ベーコンの映画ですよー
 ケヴィン・ベーコンといえば、基本出ている映画はハズレがない役者。役者によって映画の良し悪しが決まるはずもありませんが、何故か彼の出ている映画はヒット率の高い映画であります。世間的には不評な「R.I.P.D」も、私的には満足する出来だったのです。
 そんなケヴィン・ベーコンの作品ですよ。これはもう、期待するなという方が無理でしょう。積極的にハードルを上げていきますよ

 んで内容ですよ。
 端的にいうと、やはり面白かったです
 色んなレビューでも書かれていますが、基本的には「悪徳警官が秘密を握られた子供を執拗に追い回す映画」ではなく、「悪徳警官が秘密を握られた子供にいいように振り回される映画」なのです。そうなると、主人公は悪ガキ二人ではなく、ケヴィン・ベーコンなのですよ。そうすると、実にケヴィン・ベーコンが魅力的に描かれているじゃないですか。恐らく、何かしらに事件で生じた死体を内々に処理しようとしながら、あっさり車を子供に盗まれるし、事態を収集させようとしながらも野原を全力疾走、他人の車を盗もうと靴紐で釣り糸を作ってはトライ・アンド・エラー、盗んだ車では警官に捕まりそうになり、挙句子供たちを脅しにかかれば、そもそも聞いていないと。
 どうですか、実に可愛らしいでしょう。ケヴィン・ベーコンが。どう見ても悪人に描かれてるのに、どう見ても悪人に見えないんだもの。

コップ・カー

こんなに悪そうな顔してても、もはや哀愁のある顔にしか見えないですからね。

 話はどうかというと、勿論ちゃんと面白いのです。基本的にはサスペンスを演出しながら、それを裏切り裏切り後半まで話を持っていく。でも、その過程で少しずつ血生臭い感じに展開していき、最終的に、子供たちは明確な死体と、自分たちの命の危険をも感じてしまう。
 子供たちは基本呑気で、ケヴィン・ベーコンの悪徳警官ぶりとは釣り合わないものなのですが、展開が進むに連れて徐々にシリアスになっていく。その速度が、早すぎず遅すぎず、ちょうどよい感じで盛り上がっていくので、最後までだれずに楽しむことが出来ました
 まあ確かに「これって結局何の話だったの?」と聞かれたら「さあ?」としか答えようのないのも、また事実なのですが。
 でも、何も意味のあるものだけが正しいものではないのですよ。意味がなくても、雰囲気と心地の良い展開に浸るだけでも十分楽しめるのです。世の中って、そんなものじゃないですかね。

マインド・エスケープ

マインド・エスケープ

 DVDを見て参りました。
 見た映画は「マインド・エスケープ」

【ストーリー】
デビッドとライアンはテレパシーのシステム装置を開発することに成功。しかし、このテクノロジー装置をCIA闇組織が狙っていた。その装置を使い人類全てをマインド・コントロールし、支配しようとする国家の危険な計画が進んでいたのだった。仲間の一人、ジョーダンはCIAから送り込まれたスパイであった。国家の恐ろしい計画を知ったデビッドは自身のマインドと生死を賭けて立ち向かうのだった。


みんしーやん的評価:
C

 あのね、映画の情報が欲しくて色々と調べたんですがね、どうにも後にも「マインドスケープ」のほうで引っかかって、ろくな情報が出てこないわけですよ。
 この時代にググって簡単に情報が出ないとか、原田彩楓さんくらいなもんでしたよ!

 なので本題です。

 なんでしょうね、いまいち「楽しい!」って感じがしないのですよね。
 確かに、なんでもない学生が世界を揺るがす大発明をする、っていうのは要素としては非常にカタルシスのあるものですし、そのきっかけのご都合主義感も、ジョーダンがCIAの人間だという種明かしで薄れてはいます。そもそもその装置が非現実的だという指摘は、まあ置いておくとして、それを扱おうとするCIA側の手段の選ばなささもよかったです。
 ただね、驚くほど登場人物たちに感情移入が出来ない。
 まず主人公の境遇に対して可哀想とも思えない。こそこそと盗難働いている上に、奥さんや子供を差し置いて謎の研究に没頭しているのだから、そりゃあ多少問題が起きても「自業自得」としか思えないってもんですよ
 親友の行動に対しても全く理解できない。親友だって言うならその、親が死んだなんて大事なことは話すだろうし、そうすれば全てが解決する。というか、そうしなかったせいで大変か事になってるんだから、なんで黙ろうとしたのか分からない。そこだけならともかく、終盤、なんでまたジョーダンに入れ込んでるんだと。
 あとは、主人公の奥さんに対しても軽くイライラですよ。そりゃね、夫があんなんで、警察沙汰な上に家まで取り上げられるとなったら、そりゃ別れようともなるでしょう。それはいいです。でもその後、旦那がCIAの研究員になったと知った途端「離婚は早かった」って、結局金の話じゃねぇか、と思ってしまうわけですよね。

 そんなこんなで、いうほど酷い出来だとは思いませんが、登場キャラがどこかと置い世界のものに見えて仕方ありませんでしたとさ。

オートマタ

オートマタ

 DVDを見て参りました。
 見た映画は「オートマタ」

【ストーリー】
太陽風の増加が原因で砂漠化が進み、人類存亡が迫りつつある2044年。人間に代わる労働力としてオートマタと呼ばれる人工知能搭載ロボットが人々の生活に浸透していた。さらに、生命体に危害を加えない、自身で修理・改善しないというルールが製造時に組み込まれており、人間との共存に支障が出ないシステムが確立されていた。そんな中、オートマタ管理者ジャック(アントニオ・バンデラス)は彼らが自発的に修理を行っていたのを知って驚く。その首謀者と目的を探る彼だが、思わぬ事実に突き当たる。


みんしーやん的評価:
B-

 感想を溜め込むのは良くないですね! あっさりめに書いていきたいと思いますよ。
 大したものでもないし!

 みんな大好きアントニオ・バンデラス主演のSF映画ですよ。
 描写自体はそれほどダメなわけではないのですよ。バンデラスも存在感がありますし、ロボットの非人間感もよかったです。ストーリーも、そこまで奇抜なものではないけれども、滅び行く人類と残りゆくロボットという堆肥を軸にして、それなりに見どころのあるものになっていたと思います。

オートマタ


 ただまあ、全体的に漂う「B級感」はどうしたものか
 それなりに絵になる素材はしっかり使っているはずなのに、いまいち噛み合っていない。ストーリーの基本線はいいのですが、展開が非常にダラダラしている。特にバンデラスが砂漠に放り出されてロボットと行動をともにする以降の下りが、冗長な上に、事件の真相である「人工知能の始祖が生き残っていて他のロボットを改造をしている」をいう事実が、バンデラスの関わらない所で明らかになっているのですよね。バンデラスも勿論真相に触れるのですが、それはその始祖のロボットに招待されたから知ったわけであって、彼が突き止めたものではないのですよね。
 あとは、元々はアクション映画ではありませんが、盛り上がるシーンが薄めなのも非常に残念。全体的に淡々と話しが進んでしまいます。メリハリがないからどうにも細かい話が頭に入ってこない。
 総じて、残念なところが目立つ作品であります。素材は悪くないし、バンデラス自体は非常に頑張ってるし説得力もあるので、もっと頑張っていただけたらな、と思いましたとさ。

スーサイド・スクワッド



 映画を見て参りました。
 見た映画は「スーサイド・スクワッド」



【ストーリー】
スーパーマンが死去してからしばらく経った後、アメリカ政府の高官アマンダ・ウォーラーは第二のスーパーマンへのカウンターとして、死刑や終身刑となって服役していた悪党達を減刑と引き換えに構成員とした特殊部隊タスクフォースX。通称「スーサイド・スクワッド」を結成する。


みんしーやん的評価:
A-

Q:今あなたが一番されたいことは何ですか?
 と聞かれたら
A:ハーレイ・クインにフランケンシュタイナーからの首四の字をかけてほしい
 と即答するみんさんです。多分絶命するけど
 そんなわけでスーサイド・スクワッドを見てきました。

 世界観としては「マン・オブ・スティール」「バットマンvsスーパーマン」と完全に連結した世界観で、ついでに言うなら「バットマンvsスーパーマン」の明確な続編でもあります。つまり、「バットマン~」で触れられていた「戦ったピエロ野郎」は、この作品で出てきたジョーカーその人なのですね。
 個人的には、往々にしてクリストファー・ノーランの影響もあり、マーベル・シネマティック・ユニバースよりはこちらのほうが好きなのですよね。好きなのではありますが、映画としての評価がそれほど高くないのもまた事実。
 今後この世界観が共有され、継続していくということで、今後にどのような影響を与えていくのか、この映画からある程度方向性が見えるのではないかと思います。

 ちょっと、最近文章量だけが肥大化していたことが気になっていたので、ちょっと色々模索してみますよっと。

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