スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒

スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒

 映画を見て参りました。
 見た映画は「スター・ウォーズ エピソード7 フォースの覚醒」



【ストーリー】
砂漠の惑星で家族を待ち続けている孤独なヒロイン、レイ(デイジー・リドリー)の運命は“ある出会い”によって一変することに…。


ストーリーが短いですが、まあね……。



みんしーやん的評価:
A++  旧点数92点

 はい! 見てきましたよ!

 今回前情報をほぼ完全にシャットアウトした状態で臨んでおりましたので、基本的に何が起こるかは知らない状態で、非常に良い状態で映画を見ることができました。
 知っていたことといえば、JJエイブラムズが監督をすること、女の子が主人公であること、ハン・ソロ他旧三部作の役者がそのままの役で出ること、使い勝手の悪そうなライトセーバーが出ること、くらいですかねー。

 とりあえずは、私は満足でございました。
 今のところ2回見ているのですが、2回目の方が1回目よりも楽しめました。1回目では色々提示された情報を処理するのに忙しかったところもあるのですが、その1回目でも、新三部作よりは素直に楽しむことができました。

 無論、私はスタ・ウォーズを観ているどころか、この直前にも1~6まで全部観直すとかやっていたので(単純に12時間かかってるんだよな……)、逆にスター・ウォーズを全く観てない人、一個もシリーズ見てませんがー、みたいな人はどう感じるのかなというと、1回目の自分よりもさらに評価が下がるんじゃないかなと思います。如何せん、過去作に根付いた情報量が結構大きく、知ってる人はにやりとしたり、大きく感動を受ける場面はあっても、知らない人も素直に楽しめる展開は、そこまでは多くなかったように思います。一応、設定とかは知らなくても雰囲気だけで理解できるように気を使っている感はあったので、多分SF作品として十分に楽しむことはできるのではないかと思います。

 とはいえ、過去作を一切見ずに今回新作に臨む人はそうそういないだろうし、いたらいたで、そんなにわかは観に来るな! というのが偽らざる本心なので、まあ無視していい問題だと思います。にわかで許されるのは多田李衣菜だけです


 ここからは、ネタバレをふんだんに含みながら行きたいと思います。

続きを読む

スポンサーサイト

「スター・ウォーズ特集」(後編)

引き続き、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」公開記念特別キャンペーン第二弾でございます!
第二弾は、本編である「スター・ウォーズ特集」と題しまして、今回は後編として「旧三部作(エピソード4~6)」をお送りいたします。




スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望


【ストーリー】
遠い昔、はるか彼方の銀河系で……。
かつて銀河系に安定をもたらしていたジェダイの騎士たちが滅び、銀河は帝国軍の支配下にあった。そんな中反乱軍は帝国軍の宇宙要塞デス・スターの設計図を盗み出すことに成功した。反乱軍を率いるレイナ姫(キャリー・フィッシャー)は、銀河帝国皇帝の右腕であるダースベイダーに捕らえられながらも、設計図とジェダイの騎士オビ=ワン・ケノービへの助けを求めるメッセージをドロイドR2D2とC3POに託した。

逃げ出した二人のドロイドは砂漠の惑星タトゥイーンに辿り着き、叔父の農場を手伝う青年ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)と出会う。R2D2に入っていたメッセージに心惹かれたルークはオビ=ワンに出会い、今は亡き自分の父がジェダイであったことと自分にもその素質があることを知る。そして叔父夫婦を帝国軍の追っ手に殺されたルークはオビ=ワンと共にレイアを助ける旅に出ることを決意する。宇宙港でハン・ソロ(ハリソン・フォード)とチューバッカをパイロットとして雇うと、彼らの宇宙船ミレミアム・ファルコンでついに冒険へと旅立つのだった。


みんしーやん的評価:
A++  旧点数100点

 まあ楽しいですよね
 幼少のころ、テレビでやっていたのをVHSに録画して、見倒した結果、ついに映像がモノクロになったという、それだけ思い入れが深いお話です。

 お話として、新三部作と比べても、非常にこじんまりとまとまっていて見易いように思います。
 彼らがやったことは「タトゥイーンから旅立ったこと」「デス・スターで偶然レイア姫を助けたこと」「デス・スターを壊したこと」の大きく三つのみ。それを2時間の枠に収めているので、それぞれのパートと、キャラクターの描写に時間が使えています。急いた感じもなく、さりとて間延びしている感もなく、必要なものを必要なところに収めた結果の2時間という感じです。

 ストーリーは「隠し砦の三悪人」のオマージュでもあるのですけどね。「隠し砦」は1回だけ見たことありますが、面白かったです。(もちろん大元の方)

 改めて見返してみると、実はルークが(修行中だからということもあり)ライトセーバーをほとんど使っていなかったり、ダース・ベイダーがさして活動していなかったりと、少なくとも映画化した時点では三部作できるという宛てもなかっただろうに、物語上重要な情報を解決しないまま話を終わせてでも、一つの映画としての良さを選択したというのは、かなりの英断だと思います。

 VFXとしても、CGをばっこり使った新三部作と比べても劣っているとは思えないところが秀逸だと思います。勿論、当時の技術で、できることをできる範囲で行った結果でしょう。
 それは今でも通じるものだと思い、世界観の構築っていうのは決して技術で優劣がつくものではなくて、描き方の問題だと思います。
 そういう意味では、新三部作のストーリーはやはり1977年には不可能だったのかなと思います。あれは共和国が隆盛している、いわば明るい時代の話であり、華やかな宇宙都市をしっかりと描く必要がありました。当時の技術ではそれをやると中途半端で見すぼらしい見栄えになってしまったでしょう。
 なので、昔の方がいい、今の方がいいというのはナンセンスな議論で、その世界観を表現するのに必要な技術を用いればいいのではないでしょうか。最新のSFでストップモーションを使ってもいいわけですよ。

 自分の映画史のスタートに存在する作品にして、これがあるからこそ、いまだに多くの映画を含めて見続けているわけです。そういう意味では、映画としての出来をすべて度外視したとしても、特別な存在の映画であることは間違いありません。




スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲


【ストーリー】
反乱軍にとって暗黒の時代が訪れた。氷の惑星ホスに構えた基地が壊滅的な攻撃を受けて以降、帝国の容赦ない追撃により、反乱軍は今や散り散りの状態となっていた。ルーク・スカイウォーカーは伝説のジェダイ・マスター、ヨーダを捜し求め、沼の惑星ダゴバへ向かう。同じ頃、ハン・ソロとレイア姫は帝国軍の追っ手を振り切り、ベスピンにある美しい都クラウド・シティへ流れ着いていた。一方、ルークをダークサイド暗黒面へ引き込もうと目論む暗黒卿ダース・ベイダーは、若きスカイウォーカーを罠へとおびき寄せる。そして、シス卿との激しいライトセーバーの死闘が繰り広げられる中、ルークはスカイウォーカーの血筋について驚愕の真実を知ることになる。


みんしーやん的評価:
A+  旧点数90点

 エピソード4が単体で解決する作品として作られているのに対して、エピソード5は一つの長大な物語の一編であるということを意識させるような造りになっています。
 なので、前作があることを前提とした始まり方をするし、尚且つ次回に続くことを明示した終わり方になります。
 今でこそそれほど珍しくはない手法ですけど、当時は結構珍しかったんじゃないですかね。

 映画的には、ホスの戦い、というかAT-ATがかっこよすぎるのと、ダース・ベイダーが大活躍なのでそこが注目ポイントですかね。
 特にAT-ATは、完全に兵器としてはロマン武器の類ですが、すげぇかっこいいじゃないですか。ああいう外連味が、最近のSF映画とか、映画に限らず色んな映像文化に必要だと思うのですよね! 外連味ってすごく大事!




スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還


【ストーリー】
壮大なる"スター・ウォーズ・サーガ"の最終章の幕開けである。ルーク・スカイウォーカーとレイア姫は、銀河系一の大悪党ジャバ・ザ・ハットの宮殿に潜入し、ハン・ソロを救出するため惑星タトゥイーンへと向かう。再び団結した反乱軍は、帝国軍との決戦に向け、森の惑星エンドアにてイウォーク族と手を組む。一方、皇帝とダース・ベイダーは、ルークをダークサイド暗黒面へ転落させようと共謀するが、若きスカイウォーカーは、父親の内に眠るジェダイの魂を呼び覚まそうと心に決めていた。その頃反乱軍は、防御シールドを失った未完の要塞、第2デス・スターを攻撃するため総力を結集、銀河系の未来を決するこの最終決戦で、長きに渡った銀河戦争にいよいよクライマックスの時が訪れる。


みんしーやん的評価:
A+  旧点数86点

 旧三部作の完結作。
 4、5と続けてみると大変楽しい作品だと思いますよ。ジャバとのドンパチは単純に楽しいし、エンドアのシールド装置を壊しに行くところも、イウォークの存在も含めてよいと思います。皇帝とルーク、ダース・ベイダーの最終決戦も見どころです。あの最終決戦がなければ、シスの暗黒卿が手から電気を出すこともありませんでしたし、私が世に恨みを抱いた際に「そのうち手から電気が出るようにならないかな」と呟くこともありませんでした。

 ただまあ、それらの要素があまり密接に絡んでいないのではないかと思います。
 自分はそうでもないですが、当時リアルタイムで見ていた人はこのあたりで不満を抱いたのではないかなーと。
 ただ、新三部作が案外似たような感じになっているので、それに比べたら全然見れたものなのではないですかね!

 何より、スターウォーズという作品がきれいに解決したというだけで、映画史上でも重要な作品だと思います。




総評:
 色々な作品が世にあふれ、人気作は続編が作られ、それらがあまり良くない片づけられ方や、続けられ方をしている中、スター・ウォーズという作品は大変恵まれていると思います。
 三部作できっちりと話を終わらせ、続編(エピソード0的な展開も含めて)をやるときは、しっかりと話題になり、色々文句を言われながらもそれなりには評価されている。
 特にこれだけリブートなりなんなりが多い世の中では大変稀有で、喜ばしいことだと思います。

 まあ、つまり一言でまとめると、やっぱり大好きなわけですよ!

「スター・ウォーズ特集」(前編)

「スター・ウォーズ フォースの覚醒」公開記念特別キャンペーン第二弾でございます!
第二弾は、本編である「スター・ウォーズ特集」と題しまして、今回前編は「新三部作(エピソード1~3)」をお送りいたします。

それでは、サクサクといってみましょう!




スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス


【ストーリー】
遠い昔、はるか彼方の銀河系。交易航路の課税をめぐる衝突が激化し、通商連合が惑星ナブーを軍事閉鎖するという事態が起きる。その収拾を図るためにジェダイ騎士のクワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)とその弟子であるオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)派遣されるが、通商連合によるナブー侵略が始まってしまう。ナブーの女王アミダラ(ナタリー・ポートマン)を安全な場所へと脱出させようとする2人だったが、宇宙船が故障。修理で惑星タトゥイーンに降り立った一行は、そこでアナキン・スカイウォーカー(ジェイク・ロイド)という少年と出会う。


みんしーやん的評価:
B  旧点数75点

 皆さま散々文句言われておりますが、私はそこまで低評価ではないですよ!
 なぜならば、スターウォーズが好きだから!
 スターウォーズが好きでない人はどうすればいいのか?
 見なければいいじゃん!

 いや、実際そういう作品なんですよ。
 そして、そういう作品であるべきだったのですよ。

 決して面白くない作品ではないと思います。
 ただ、作っている側も、見ている側も、「ハイクオリティなSF映画」としての面白さを求めちゃってるけど、同時に「スターウォーズという一大叙事詩のプロローグ」という側面をねじ込んでしまったが故に、全体としてちぐはぐな、締まらない作品になってしまったと思います。

 その最たるものが、中盤のポッドレースにかけた尺と物語的比重の大きさで、圧迫される形でそのほかの部分が削られてしまっています。
 特に、ポッドレース後、アナキンがクワイ=ガンと共にナヴーの宇宙船に戻るシーンです。その直前にダース・モールの場面があり、ワイプで場面転換をした直後、二人はダース・モールに追われています。その間の広がりがないというか、直前に見せた場面と時間的、空間的に接近しすぎて、どうにもせせこましい、脚本を進めるために何かを削った印象を受けてしまうのです。
 本来であれば、これはスターウォーズサーガのプロローグなのだから、時間をかけて描くべきは、ジェダイ共和国シス、そしてパルパティーンでしょう。将来共和国が崩壊し、パルパティーンが帝国を創設することは誰もが知っていることなのですから、そのクライマックスにどのように話が繋がっていくのかを、しっかりと描き切るべきでした。半面、ポッドレースがスターウォーズ全体に果たした役割は「アナキンがタトゥイーンを出る」ということのみです。

 三国志演義で例えるなら、物語は反董卓連合軍の結成+虎牢関の戦いまでを描くところなのに、袁紹や曹操、呂布の説明なんかもそこそこに、劉備たちの義勇軍が黄巾賊の乱でどれほどの活躍をしたか、を、たっぷり尺を取って描いているようなものです。いや、そこはさらっと流していいから、もっとこう、董卓を描きなさいよ。

 なので、そこをアナキンにこだわらず、共和国に這い寄る不穏な空気をもっと描いていけば、史劇の導入部としては面白く、見応えのある作品になったのではないのかなと。

 まあ、地味ですけどね! とても地味になりますけどね!





スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃


【ストーリー】
惑星間に広まった分離主義運動と強力な企業同盟は銀河系に対する新たな脅威になっていた。パルパティーン最高議長(イアン・マクダーミド)は劣勢になっているジェダイを支援するために共和国の団結を認可した。


みんしーやん的評価:
B 旧点数74点

 邦題を正直何とかしていただきたいのですがね!

 映画としては、ファントム・メナスよりは盛り上がりどころが分かりやすいです。特にジオノーシスでジェダイが駆け付けたところなんて、「ライトセーバーが何本も並び立つ」という絵柄が非常に新鮮でした。それまで人々が見ていたのは、ジェダイがほぼ死滅した&相変わらずシスは二人体制という世界だったので、こんなにもライトセーバーがあることが驚きで、それだけで楽しかったものです。
 今ではすっかり見慣れてしまいましたが、ライトセーバーで戦うヨーダも、驚きとともに「ヨーダはライトセーバー握らせても強かった!」という感動を呼び起こすものです。
 また、所々に見える旧三部作へのオマージュも小憎らしいものです。スレーヴⅠをやり過ごすオビ=ワン。ジオノーシスでのパドメの白い衣装。最終兵器の設計図。アナキンがタスケン・レイダーを虐殺した時にかすかに聞こえるインペリアルマーチと、ダースベイダーの呼吸音。こういうのこそたまらないわけですよ。個人的には納得しがたいものがありますが、ジャンゴ・フェットがロケットバックの事故で死ぬというのも、まあありなんだと思います。

 ですが、その上で何が気に入らないかと申しますと。
 アナキンとパドメのいちゃこらが想像以上に鬱陶しい。

 いやもう、そういうのいらないっす!
 ハン・ソロとレイア姫のいちゃこらはこんなに書き込まれなくたって、十分伝わってますから! 食傷とはまさにこのこと。エピソード3への布石として大事なのは分かりますが、あんなに分かりやすく、そしてくどい演出で展開する必要はどこにもないわけですよ。さらっとやってください!

 三国志演義で例えるなら、徐州の戦い、呂布の最後をクライマックスに持ってきているストーリーで、劉備と劉備の嫁さんのいちゃこらをある程度尺割いて描いているようなものですよ。

 ここを、もっとすっきりしてくれたら、もっと面白かったんだけどなー。




スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐


【ストーリー】
クローン大戦が勃発し、アナキン(ヘイデン・クリステンセン)とアミダラ(ナタリー・ポートマン)の秘密の結婚から3年後、分離主義者の勢力はますます拡大。共和国側は窮地に追いこまれていた。アナキンはシス卿のダース・ティラヌス(クリストファー・リー)を死闘の末に倒すが……。


みんしーやん的評価:
A  旧点数84点

 新三部作の中では一番の出来だと思います。
 やっぱり、「ダース・ベイダー誕生」に向かってストーリーがまとまっているからでしょうか。話自体はバッドエンド確定なのはずなのですが、「ダース・ベイダー」という歴史的な(アンチ)ヒーローが誕生するという事実が、あたかも喜ばしいことのように転換されて、結果この作品は「ハッピーエンド」な印象を与えてしまうわけです。

 まあそれとは別にしても、個人的に好きな作品ではあります。
 もちろん、ダース・ベイダーが動くまでのカタルシスが大きいというのもありますし、単純に映画的な見どころが多いのも評価が高い理由ですかね。
 あとは、大好きなグリーヴァス将軍出ているのも理由ですかね。いまだに、咳き込んだときとか、手が四本ほしい時とか、グリーヴァス将軍がどうとかって言い出しますからね。

 まあ、やはり完璧な作品ではないです。
 アナキンが闇落ちするのには相応の理由があるわけですが、そのあたりの描きこみが少ないから、メイス・ウィンドウが死んだあとパルパティーンに屈するまでの心理変化が全く読み取れなかったりします。
 映画内で知れる情報が少なく、描こうとしていた本当のストーリーを理解するのに外部の情報を得なければならない、っていうのは、新三部作に共通した欠点ではありますが、特にこのアナキンの闇落ちはその部分は気になりました。大事なところだけにね。

 三国志演義で例えるなら、赤壁の戦いに向けて孫権を説得しに行ったはいいけど、描きこみが少ないからなんで孫権が戦う気になったのかがわからないとか、そんな感じですかね。
 無理矢理三国志演義に例えましたが。

 まあ、そんな細かいところは、あの甲冑と呼吸音が出た時点で全部チャラになるわけですがね!




 後編は、お待ちかねの「旧三部作」でございます!!

「J・J・エイブラムス特集」

「スター・ウォーズ フォースの覚醒」公開記念特別キャンペーン第一弾と称しまして、今回は3本続けてお送りいたします!

第一弾は「J・J・エイブラムス特集」
「フォースの覚醒」の監督であるJ・J・エイブラムス監督作品を見ようというキャンペーンです。
「スター・トレック」「SUPER 8/スーパーエイト」「スター・トレック イントゥ・ダークネス」の三本をお送りします。
ちなみに、「MI:Ⅲ」は意図的に外しました
早速行ってみましょう!




スター・トレック


【ストーリー】
ジェームズ・T・カーク(クリス・パイン)が宇宙艦隊に入隊して3年。USSエンタープライズに乗ることに成功したカークだったが、船内のトラブルメーカーになってしまう。それが気に入らないスポック(ザカリー・クイント)は、カークを船から追い出そうとするが……。


みんしーやん的評価:
A  旧点数81点

 「タイムワープを経由した、同一世界観且つ別世界線での物語、実質リブート作品」という手法を用いた作品になります。
 「スタートレック」という、長い時間をかけて構築された世界観を崩すことなく、そしてなかったことにすることもなく、カークとスポックの話を展開することができるアイディアは秀逸だと思います。

 まあ、監督が「厳密にはパラレルワールド」って言っちゃってるんですけどね!

 同じような手法を用いた作品としては「ターミネーター:新機動」があります。
 この作品と何が違ったのでしょうか。

 それはもう、あっちは単純に後半が焼き直し感満載でつまんなかったんですよね!

 こっちは面白かったです。




SUPER 8/スーパーエイト


【ストーリー】
1979年の夏。オハイオの小さな町で保安官の父と暮らす少年ジョー(ジョエル・コートニー)は、ある夜、仲間たち5人と家を抜け出し、8ミリ映画の撮影に出かける。だが、その撮影中に偶然、米軍の貨物列車の大事故に遭遇。アメリカが絶対に秘密にしなければいけない、“何か”を撮影してしまう。それは実は、アメリカ政府の指示によって秘密軍事施設“エリア51”から“何か”を輸送する途中だったのだ。少年たちが事故現場に落とした8ミリフィルムの空き箱を発見した米軍は、極秘情報が何者かに目撃されたと判断して町中の捜索を開始する。やがて、町では不可解な出来事が連続して発生。犬たちが一斉に消え、9人が行方不明……。さらに、事故現場から持ち帰った白い謎のキューブが不思議な動きを始め、全てを目撃した少年たちは、真実を探しに行くことを決断する……。


みんしーやん的評価:
B  旧点数72点

 全体的にはジュブナイル感満載でとてもよかったです。主人公たちの悪友っぷりや、彼らが完成を目指したゾンビ映画、そしてそのチープな出来も含めて、こう、いかにも青春!って感じじゃないですか! それこそ往年の「グーニーズ」やら「スタンド・バイ・ミー」から綿々と受け継がれる、類型のお話ですよ。
 ただそれらと比べての不満点としては以下のことが上がります。

①青春物語というには、起きていることの規模が大きすぎる。
②「高性能の宇宙船をつくるほどの異星人が全裸問題」の未解決。
③その異星人がどう見ても「クローバーフィールド」の怪獣。
④感動気な結びにしているけれども、空軍も異星人も、犯した罪はそれなりに重いしそれを償うような行動もしてないので実は後味が悪い。

 それらの不満点は無視できるほど小さいものではありませんが、全体としては楽しいお話です。




スター・トレック イントゥ・ダークネス


【ストーリー】
西暦2259年、カーク(クリス・パイン)が指揮するUSSエンタープライズは、未知の惑星の探索中に巨大な地殻変動に遭遇。彼は深刻なルール違反を犯してまで原住民と副長スポック(ザカリー・クイント)を救おうと試みるが、地球に戻ると船長を解任されてしまう。ちょうど同じ頃、ロンドンの宇宙艦隊データ基地が何者かによって破壊され……。


みんしーやん的評価:
A  旧点数83点

 おそらく、「カーン」の名前が出た時に名うてのトレッカーの皆様であればテンションも上がったんでしょうな。
 私だったら、標的の犯罪者だと思ってた人が「パルパティーン」とか名乗ったらびっくりするものなぁ。そして、どうしてそれをやらなかったのかと。
 スタートレックに疎い私が見ても、カークの人を助けたいとする信念と、スポックの堅物っぷり、その二人の友情がしっかりと描かれており、楽しく観れました。




 当たり前ですが、映画の評価は監督の技量だけで決まるわけではありません。
 色々な要素が重なって映画はできるのです。
 だから、同じ監督の作品だけを見て語るのは意味のないことだとは思いますが、まあ一つの指標にできればいいかなと!

ラスト・ナイツ

ラスト・ナイツ

 映画を見て参りました。
 見た映画は「ラスト・ナイツ」



【ストーリー】
狡猾(こうかつ)な政治家が台頭し、戦士たちが追いやられようとしている帝国。ある日、強欲な大臣から賄賂を要求されるも、それを断った上に彼に刀を向けたバルトーク卿(モーガン・フリーマン)が反逆罪に問われるという事件が起きる。その後死刑判決が下され、自身のまな弟子であった騎士ライデン(クライヴ・オーウェン)の手で斬首されてしまう。1年後、ライデンは酒に溺れる毎日を送り、ほかの騎士たちも刀を捨てていた。だが、その裏で彼らは主君バルトークの敵を討ち、堕落した権力者たちへ報復する計画を進めていた。




みんしーやん的評価:
B-  旧点数:70点⇒30点⇒55点⇒62点くらいで決着

 見たのはずいぶん前ですが、文章に起こすのに時間がかかってしまいました。

 以前、バラエティ番組に紀里谷監督が出ていたわけですよ。それも芸人枠ではなく、一端の文化人枠としてです。
 文化人ってなんだ。そんな根本的な疑問はとりあえずおいておいて、その人がどんな人間なのか、このバラエティのスタッフは分かっているのか、ということですよ。分かっていない、ということですよ
 まあ、今のバラエティ番組に倫理観なんてものを持ち出しても仕方がない話だと思いますけどね。小金を稼ぐためには、犯罪者だって紀里谷和明だって池上彰だってテレビに映すわけですよ。そんな人間に倫理を説いたところで、それこそ聞く耳なんて持たないわけです

 まあこの後いろいろ書いて、脱線しまくったので全部消したわけですけれども、要は紀里谷監督が出ていたのはこの映画の宣伝だった、ってことなのです。

続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード

マッドマックス 怒りのデス・ロード

 BDを見て参りました。
 見た映画は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」

【ストーリー】
資源が底を突き荒廃した世界、愛する者も生きる望みも失い荒野をさまようマックス(トム・ハーディ)は、砂漠を牛耳る敵であるイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の一団に捕らわれ、深い傷を負ってしまう。そんな彼の前に、ジョーの配下の女戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)、全身白塗りの謎の男、そしてジョーと敵対関係にあるグループが出現。マックスは彼らと手を組み、強大なジョーの勢力に戦いを挑む。





みんしーやん的評価:
A++  旧点数96点

 よく、「難しいことを考えずに映画を楽しめばいいのに」と仰る方がいます。
 特に邦画が好きな方に多いです。
 それは、至極当然のことです。
 もちろん映画には、「思考をフル回転させた結果、その思考を上回る結末を観る」ことで快を得るもありますが、大体の映画は「作品に没頭することで深い映画体験をする」ことで快を得る造りになっています。
 そう、映画は余計なことなんて考えないほうが、楽しめる映画が多いのですよ。
 ところが、特に邦画なんかがそうですが、とてもそうは見られません。何も考えずに観るには、あまりにもノイズが多すぎる。

 「笑える作品にしたい」「薄ら寒いギャグ羅列に、笑うどころかこっ恥ずかしくなる」
 「心の底から感動してほしい」「押しつけがましいウェットな展開に拒否感を感じる」
 「ハリウッド映画にも追いついたアクションを見てほしい!」「は?」

 いやね、私だってハリウッド至上主義ではないし、外国製のものがよいものだって感情はないですよ。
 ただ、邦画にはあまりにもノイズが多すぎるのです。
 ノイズが多い理由は、役者の演技が下手だとか、「感動げな展開」に固執しすぎだとか、いろいろあり過ぎますが、二つにまとめると
「クオリティが低い、高める努力をしていない」
「見せたい対象を限定しすぎて、幅広いニーズに応じていない」
 のどちらか、及び両方だと思います。
 そのどっちもに納得が行かない人間は、結局邦画を「難しいことを考えずに」楽しむことなんてできないわけです。楽しめるジャンルもなければ、楽しもうにも、そもそもクオリティが低いと。

 まあこんなことを申し上げますと、邦画が好きで邦画しか見ない方は、顔を真っ赤にして仰るわけですよ。
 じゃあどんな映画が、難しいことを考えずに楽しめる映画なんだ、と。



 それはこの映画だ!!



 はい、というわけでマッドマックスですよ!
 これこそ余計なことなど考えず、ただただ映画に身を任せて、十分楽しい映画ではないですか。
 特に凝ったストーリーもなし。支配者から逃げた主人公たちが、思い直して元の場所に帰る話。どんでん返しなどありません。感動する展開もありません。
 じゃあ何がいいのか。
 画がいいのです。
 高い棒につかまりぶんぶん揺れる人たち。目隠しして火を吹くギターをかき鳴らす人たち。ドクロみたいな呼吸マスクをつけるボス。そもそも主人公側の人間だって、隻腕に義手を装着した女戦士に、ベインみたいなマスクをつけた(っていうか中の人もベインだし)主人公。どいつもこいつも、見てて楽しいです。
 たぶんこの映画に、例えば感動のストーリーとかをくっつけても、魅力は上がらないです。登場人物のバックボーンも全く掘り下げられていませんが、それがいいのです。ただただ、映画に表示される画の一つ一つが、イカれて楽しい。それがこの映画の全部で、それが他のいくつかの映画を凌駕するだけの魅力を持っているのです。

 あと、地味に「FURY ROAD」を「怒りのデス・ロード」っていう、外連味たっぷりの邦訳をしたところが高評価です。その「デス」ってどこから来た!

 楽しい映画でした。
 隙を見つけてまた見たいです。



 ……ただ観てないけど、吹き替えは微妙そうだな……。
 いや、真壁も好きなんですけどさ、声優としてはさすがに難がないすかね。
 あと、主人公がエグなんとかのAKIRAで、ウォーボーイのニュークスが中村悠一ってのも、どうですかね……。中村先生主人公でよかったんじゃないすか?

CASSHERN

CASSHERN

 DVDを見て参りました。
 見た映画は「CASSHERN」

【ストーリー】
長年にわたる戦争の末、荒れ果てた世界。人類を再生の道へと導くため、遺伝子工学の第一人者・東博士(寺尾聰)は人間のあらゆる部位を自在に造り出す“新造細胞理論”を学会で提唱する。一方、博士の息子、鉄也(伊勢谷友介)は父へ反抗心から兵士として戦争に参加するが……。





みんしーやん的評価:
X  旧点数:全部見れなかったので採点不可

 「ラスト・ナイツ」を見に行くという流れでレンタルしてきました。
 実は見てなかったのですが、まあなんていうんですかね、見てこなかった自分は幸せな側の人間だったのだなと。

 もはや多くは語りません。
 いいだけ色々言われもしただろうし、その結果がラストナイツに繋がっているのであれば、これも決して無駄ではありません。
 やりたいことは分かるけれども、決して表には描けていなかったと。色々ありますが、ただそれだけの作品であったのではないでしょうか。

 ただ、一言だけ言わせてください。
 特定の役者を論って文句を言うことが、決して褒められたことでないのは承知しております。
 しかし、私は別段、善人であろうとは思いません。悪人と断じるならそれでもいいです。いい子ぶってじっと口を閉じたまま憤死するよりは、悪人とそしられても口を開き、生きていこうと思う人間です。
 かろうじての良心で名前は出しませんが、ある一人の役者だけは、本当に不愉快でした。役じゃないですよ、役者ですよ。まったくもって不快の塊でしかないです。演技プランもそうだし、そこから人間性の劣悪さが透けて見えるのも最悪です。役としては決して不快感を覚えるような役ではないのに、それを全部すっ飛ばして、全ての感情移入が拒否されました。
 正直、あの時に素直に死んでいればよかったんじゃないかと思います。それを許さない世界は、本当にダメなんだなと、心のそこから思います。その失敗は、今からでもやり直せるのなら、決して遅くはないでしょう。

 ただの好き嫌いの問題かもしれません。そうじゃないかもしれません。

 おわり。

バーニング・デッド

バーニング・デッド

 DVDを見て参りました。
 見た映画は「バーニング・デッド」

【ストーリー】
 1846年。北カリフォルニアに位置するシエラネバダ山脈で噴火が起き、逃げ遅れた人々が溶岩にのまれ死亡した。
 それから150年以上が経過した現在。“悪魔の山”と呼ばれるその山は再び噴煙を上げ始めた。
 マグマ大爆発が予測され、政府は地元住民に対し避難勧告を通達。デントン保安官はロバーツ一家と共に32キロ圏外へ移動を始める。
 しかし、時既に遅く、“悪魔の山”は大噴火を引き起こし、山に取り残されてしまった一行。その時、彼らの前に現れたのは、想像を絶する生ける屍の大群だった・・・!ひとり、またひとりと犠牲者が出る中、果たして彼らは生き延びることが出来るのか!?





みんしーやん的評価:
D  旧点数5点

 世の中には「トレホ詐欺」というものがございます。
 「トレホ詐欺」の定義を、私なりにまとめてみました。以下の条件に合致するのが、きっとトレホ詐欺なんだと思います。

1.ダニー・トレホが出ている。
2.まるで主役であるかのようにパッケージ等に描かれている。もちろんクレジットは先頭に。
3.しかし本編ではほぼ端役。最悪10分もスクリーンに映っていない。


 つまりは、「ダニー・トレホが主演のように見せかけているが、実はチョイ役でしかない映画」ということです。
 「マチェーテ」以降、この詐欺は急増しております。
 我々の業界では、ダニー・トレホといえばそれだけで見たくなるような逸材。一般的な価値観で例えますと、ちょっと前で言えばトム・クルーズあたりに相当するでありましょうか。今で例えたらジョニー・デップあたりだと思いますが、ただデップはどっちかというとこっち側の人間なのでね。
 「マチェーテ」で主役を張るようなあの大俳優が! なんと出ているんですよ!
 という売り込みをかけているわけです。
 ただまあ、ご存知の方はご存知かと思いますが、あのおっさん馬鹿みたいに色んな映画出とるんでね。仕事を選ばないにもほどがあります。
 そもそも、あん年老いた超強面のおっさんが主演を張って喜ぶ人間なんて数が知れています。そんな少ない人間を釣り上げて、一体何が楽しいというのでしょうか。

 だから、もうそんな不毛な詐欺はやめてください。もう騙さないでください私を

 でまあ、トレホ詐欺の話はとりあえずおいておいて、見た映画の感想ですよ。

 ひどい。
 これはひどい。

 そりゃね、この映画がトレホ詐欺だってのは、映画の冒頭に早速トレホが出てきて、ものの五分で別の話に移った時点で、もう分かっていたことなんですよ。というか、パッケージを見た時点で概ね分かっていたことなんですよ。
 それでも、多少はゾンビと戦っていただければとね、こっちも淡い期待を持つわけですよ。
 一切戦わねぇんだもんな
 まあまあ、それならそれでいいんですよ。正直そんなの、いつものことなんで
 問題なのはそれ以外の映画の部分が、びっくりするくらいつまらなかった

 火山が噴火してゾンビが出てくる、っていうのもよく分からないし、帰っていく時はなおさらよく分かりません。最悪、トレホの話を信用して、火山の噴火とともに呪われた人間があふれた、って解釈ができるわけですが、帰りは本当に意味が分からない。なんなの、噴火活動が停止したからゾンビも帰ったの?
 あとはゾンビのメイクもびっくりするくらい安っぽい。今日日もっと予算のない映画だって、もうちょっと造形に凝りますよ。もっとグロいメイクもできますよ。ただ黒塗りしてうろうろさせてるだけだもん。かろうじて口から、血液的な液体をこぼれさせてゾンビっていう記号をつけてるわけですが、そんなことされたってゾンビにも見えない。やたらめったら腸を食わせればいいってものではないですよ。本当に腸ばっかり食ってたんだから(安く演出できたんでしょうね……切れた手足とか作らなくてもいいから)

 その他、予算がないくせに演出にも工夫が見られないのもマイナスですし、役者陣もさして上手くないですし、何より、「何の脈略もなくおっぱいを出す係」の女性が全く可愛くないというのが、非常に度しがたかったです。そこが、この手の映画の最後の生命線でしょうが!

 まあともあれ、ひどいもんでした。
 世界中の誰にもおすすめできません。
 「ダニー・トレホはいろんな映画に出てるんだなぁ」という事実を噛みしめるためだとしても、もっといい映画はあります。
 というか、トレホに渡すギャラをもっと有意義に使えばよかったんじゃないでしょうかね。まあ、そうなると誰もこの映画を見なくなりますが

 おわりおわり。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。