クリムゾン

クリムゾン

 を見て参りました。
 見た映画は「クリムゾン」

【ストーリー】
サラ、マーリー、エマの三姉妹は、事故に遭って以来悪夢にうなされるエマの治療のため、叔母の住む孤島へと向かっていた。しかし、島に着くと島民の姿は見えず、道端で目がくり抜かれ体が焼け焦げた叔母の死体を発見する。島民はいなくなった訳ではなく、すべて何者かに殺されていたのだった…。


評価:
C

 「クリムゾン」と聞くと人類の9割「くやしい…!でも…(ビクンビクン)」となる方を思い出しますが、アダルトではなく普通の映画です。

 「クリムゾン」「2015」で検索しても「クリムゾン・ピーク」が引っかかってこの映画のことが出てきませんでしたよ、っと。原題の「THE HOLLOW」で調べたらちょっと色々出てきました。

 なんでまあこの映画なんですけど、要旨としては「故あって離島に行った姉妹がモンスターに襲われる」というお話。どこにでもあるB級映画のストーリーですね。
 実際に映画としての基本線は「モンスターパニック」であり、実際にモンスターが出てきて、人々を次々と襲うのです。姉妹はモンスターから逃げ、結果的に、モンスターを倒すのですよ。
 ただ、映画の全体雰囲気がモンスターパニックのそれではなく、ホラー映画の雰囲気なのですよ。
 島に到着してから、叔母さんの死体を車から引っ張り出すところとか、死体だらけの町を進んでいくところとか、モンスターではなく心霊的なホラーの演出が施されているのですよ。だから、演出はよくできているのです。
 ただね、モンスターがそれに釣り合っていない。
 釣り合っていない、というか、モンスターの造形はそんなに怖くない。襲い方もそれほど恐怖を掻き立てるものではないし、実際冒頭の叔母さん以外はそんなに怖くはない。怖いように見せかけて、結果肩透かしというシーンが、結構全編に漂っているのです。
 このあたりのちぐはぐさが、上手く乗り切れませんでした。
 姉妹の関係性はよかったし、映画の雰囲気自体は良かったので、もっとそれに見合うクリーチャーと、残虐シーンの演出をしていけば面白かったのではないかなー、と思うのです。

クリムゾン
スポンサーサイト

処刑女

処刑女

 DVDを見て参りました。
 見た映画は「処刑女」

【ストーリー】
お似合いのカップルであるローリー(ダニエル・リリー)とヒュー(ブランドン・カイル・ピーターズ)は、週末に郊外の新居に移り住む。だが、二人の新しい門出に水を差すかのように、廃校にまつわるうわさが彼らの耳に届く。それは、以前大量殺人事件が起きたその場所に唯一生き残ったものの、精神に異常をきたした犠牲者が今も身を潜めているというもので……。


評価:
D

 まずはパッケージを御覧ください。
 どうです? 実にイカしたデザインでしょう?
 この格好の女殺人鬼が、もりもりと人を殺しまくるわけです。そりゃもう、そんな映画が面白くないわけ無いですよね。

 それではみなさん、また来週~。



続きを読む

フランケンジョーズ

フランケンジョーズ

 DVDを見て参りました。
 見た映画は「フランケンジョーズ」

【ストーリー】
1942年―。第二次世界大戦の劣勢を打破する為、ナチスが極秘に開発していた生物兵器が破壊された。この失態でドイツは敗戦。世界に平和が戻った…。現代―。観光で生計を立てる、海辺の小さな町に、突如、巻き起こった鮫の襲撃騒動。町民は鮫退治に乗り出すが、彼らが見たのは世にもおぞましい人造生命体フランケンジョーズだった!そう、第三帝国が生み出した怪物は生きていたのだ!


評価:
D--

 あのね、ひどい。

 ほんとひどい。

 そもそもからして、開幕の過去のシーンの合成具合が本当にひどかった。いやまあ、合成は全体的にひどいんですけれども、ぱっと見た時の感覚が、なんていうんでしょうかね、「プラン9・フロム・アウタースペース」を始めてみたときの「ええ……」って感慨によく似ていたんですよ。
 エド・ウッドを始めてみたときの感覚を思い起こすなんて、そうそうないことですよ?
 その死ぬほどチープなCGはなんだって言う話ですよ。今日日中学生だってもっとちゃんとした合成作れますよ。なんならスマホにアプリ入れて作業できるレベルですよ。大の大人がそれ以下の映像作って、金取ってるんじゃないよ、って話じゃないですか。

フランケンジョーズ
こんなCGが全編に渡って出てくるわけですが、それでも前半に出てきたこのCGがは出来が良い方。

 でもCGなんて、大した問題ではないのですよ。最終的にそのCGすらまともに作らなくなりますからね。
 キャストが棒読みなのは当然として、突っ込み所は数多あるわけです。そんなものいちいち突っ込んでいたら日が暮れてしまうわけです。映画は1時間13分という破格の短さであるにも関わらず、日が暮れてしまうわけですよ

 たとえば、「水着で海に飛び込んだ女の子がサメに襲われるシーン」なんてのがありまして、水に飛び込む前と後で、水着が全く変わっているわけですよ。って言うか肌の色も違うんですよ。人種が変わってるんですよ。画がつながらないどころか、「つながり」って単語を知ってるかのすら怪しいわけ。しかもこの「海に飛び込む」シーン、2回繰り返しますからね。編集ミスかなにか知らないですが。

フランケンジョーズ

ここから

フランケンジョーズ

こう!

 こんな感じで、たかが数秒のシークエンスでだらだら突っ込んでいたのでは、日が暮れるのも道理でしょう。そんなわけで、細かいツッコミはいたしません。
 ただ、全体的に漂う雰囲気として「あ、うちら予算ないんで、金のかかる映像とか撮れないっすわー」っていう、なめた気持ちがいいだけ透けてみるのですよ。
 時間がないから、ド晴天でも遠慮なく雷のエフェクトをかぶせるし、金がなくてダイバーなんて出せないから、ありあわせのダイバーのシーンを拝借しているし(しかもサメへの襲わせ方が、赤いエフェクトをかぶせるだけというイメージ映像作戦)
 そして一番イラッとするのが、後半になるにつれて、登場人物からも物語への真剣さが薄れていくこと「うちら真面目にやってませんので、怒らないでくださいね?」っていう予防線がバッキバキに貼られているのが見えて、もう、志の低さが、嫌でもわかってしまうわけです。
 画が駄目、脚本がダメ、演技がダメ、っていうのなら、それはもう仕方のないことでしょう。しかし、根本的に「なめてる」に関しては、これはもう、いかなる理由があろうがNGでしょうよ。それこそ、エド・ウッドを見習えって話ですよ。エド・ウッドがあれだけ残念を超えた可哀想な映画を量産していたにも関わらず、今持ってある種のファンを確保し続けているのは、映画に対してどこまでも真面目で前向きだったからでしょう。「プラン9・フロム・アウタースペース」にしたって、あれだけチープな絵面でありながら、それを彼は大真面目に作り、大真面目に通し続けたのは、あの映画からでも十分に伝わってくるのですよ。
 この「フランケン・ジョーズ」のスタッフにはそれがないわけ。予算のなさ=自分たちの不利を、へらへらした笑いで誤魔化そうとしているわけですよ。映画に対して真面目に取り組んでいない。
 これはもうね、ダメなわけですよ。

 そして、これに似た映画を、僕は知っています。
 それは、「キングスパイダー」です!
 おめでとう! 「キングスパイダー」に並ぶ作品が、自分が生きている間に見れるとは思いませんでした!
 「キングスパイダー」を知らない人は、今すぐ借りてきてください! そして見てください! 僕は見たのにあなたは見てないなんて、不公平じゃないですか! あなたも同じ苦しみを味わってくださいよ!
 なので、この「フランケン・ジョーズ」もおすすめです。「キングスパイダー」とどっちかを見てください。
 もうさ、10万円以下の罰金刑くらいだったら、このどっちか見ることで許してあげてもいいと思うんですよ。

シャーク・ナイト

シャーク・ナイト

 DVDを見て参りました。
 見た映画は「シャーク・ナイト」

【ストーリー】
自然に恵まれたクロスビー湖に、女子大生サラ(サラ・パクストン)と6人の若者たちがバカンスにやって来る。当初は浮かれ騒ぎ休暇を満喫する一行だったが、仲間の一人が湖にいるはずのないサメに襲われたことから事態は一変。動揺する若者たちの前に地元のダイバーたちが現われるが、実はこの状況を作り出したのは彼らであり……。自然に恵まれたクロスビー湖に、女子大生サラ(サラ・パクストン)と6人の若者たちがバカンスにやって来る。当初は浮かれ騒ぎ休暇を満喫する一行だったが、仲間の一人が湖にいるはずのないサメに襲われたことから事態は一変。動揺する若者たちの前に地元のダイバーたちが現われるが、実はこの状況を作り出したのは彼らであり……


評価:
C-

 世に数多あるサメ映画。かつてスピルバーグが掘り当てた「サメ」という鉱山から、さらなる黄金を掘り出そうと多くの人間が集い、必死にピッケルを突き立てました。
 しかし、そこにはもう黄金など残っていなかったのです。そもそもからして鉱山かどうかも怪しいのです。スピルバーグがたまたま黄金を拾っただけの話かもしれないのです。
 それでも、世にはサメ映画が溢れています。そこは黄金溢れる鉱山でないとしても、「まあとりあえずなんか掘れるしそれなりに金になるでしょー」くらいに気軽な気持ちでばんばんサメ映画を撮るわけですよ。
 そもそもね、「サメ」ってモンスターとして、非常に制約の多い生き物だと思うんですよ。
 あいつら水の中にしかいられないし、お口でガブッてやるくらいしか攻撃手段ないし、防御力に至ってはほぼ皆無ですからね。その弱点をカバーしようとすると、タコと融合させたり頭を増やしたりゾンビにしたりとか、荒唐無稽なアレンジを加える必要が出てくるわけですよ。
 そもそも、ジョーズが受けた理由って(当時としては)リアルなサメの恐怖であったわけで、リアルではないサメなら、もう別のモンスターでいいよね、って話なわけですよ。

 まあそんな、世にゴマンとあふれるサメ映画の中で、じゃあ、この作品はどうだろう、ってなるわけです。

 いや、やっぱり基本凡百のサメ映画だったよ! ダメだったよ!


 いやね、多少ひねりをもたらそうとしている努力は見えるのですよ。結局悪いのはサメじゃなくて人間で、サメさんはただ目の前の餌を美味しくいただこうとしてるだけだし。

シャーク・ナイト
悪い人のみなさん。

そのサメさんも、タコと融合したり、頭が増えたり、ゾンビになったりしてるわけじゃない、ついでに言うならハリケーンに巻き込まれて空も飛んだりしてない、超巨大で巨大な人形兵器サメ型兵器と戦ったりもしない、極普通のサメさんですから。(どうでもいいけどどれだけのひどいサメ映画見てるんだって話ですよね、この私は
 そのサメも、46種類は流石に言い過ぎにしても、数種類捉えて、食い方にもバリエーションをもたらしていますからね。そのあたりでは飽きが来ないです。
 ただねぇ。
 流石にサメ映画で、そんなものでバリエーションつけられないっすわ。
 丁寧に作ろうとしているのは分かるけど、言ってしまえば超絶地味なわけですよ。全体を通して「面白い!」「すっきりした!」とはならず、「まあつまらなくはないけどね」っていう、微妙な所で落ち着く感じにしかならないですよ。

 そんなこんなで、荒唐無稽さを捨てて手堅く作ったら、存外拍子抜けする作品になってしまいました。
 サメ映画っていうのは難しいですな。そんな難しいの、作らなければいいのに。(そして見なければいいのにね、私が

シャーク・ナイト

ゾンビシャーク 感染鮫

ゾンビシャーク 感染鮫

 DVDを見て参りました。
 見た映画は「ゾンビシャーク 感染鮫」

【ストーリー】
風光明媚な観光地レッドプラム島には、廃墟のような巨大な建物があった。そこは政府の研究施設で、負傷兵の回復のために細胞を再生させる研究が、サメを実験台に極秘裏に行われていたのだ。ある時、実験過程で突然変異した、不死身のゾンビシャークが誕生し、研究所の檻を突き破り外洋に出てしまった!ゾンビシャークは凶暴なだけでなく、そのゾンビウィルスの感染力が強力で、噛まれた生き物はことごとくゾンビ化してしまう。そのため急激に増殖するゾンビシャークと、噛まれゾンビ化する人間たち。折しも悪天候で孤立した島は阿鼻叫喚のゾンビ地獄と化した。そして、ゾンビシャークとゾンビ、生き残った人間たちによる、三つ巴の戦いに突入していった・・・。


みんしーやん的評価:
C

 「ゾンビシャーク 感染鮫」などという露骨なタイトルが付けられている本作であります。
 数多あるサメ映画。今日日普通のサメ映画など、まったくもって売れる気配がありません。たとえ「ゾンビ鮫」などというものが出たとしてもです。そんな飽和状態のサメ映画界でどうやって生き残っていくか。
 いやまあ、サメ映画をやめろ、っていうのが正しい選択であるような気はしますが、そこは「サメ映画は辞めない」って前提で進めます。
 そこでどうするか。このスタッフたちは、「そうだ、人間にも感染させよう!」という結論に至りました。
 なんでだ!
 というわけでしっかり小ネタを挟んだ所で、感染鮫ですよ。
 正直「処刑鮫」よりかは面白みはありますけどね。
 ただ全体的に漂う「人手不足感」はどうしたものかと。パーティーの場面とかもあるんですが、どうにもこうにも人が少ない。なんか必死でやりくりしている感じが見えてしまって、ゲンナリするのですよね。
 鮫の造形も非常に粗いです。いやまあ、この手の映画にクオリティの高いCGや小道具を求めたりはしませんが、もうちょっとなんとかなんだろう、という気はします。

ゾンビシャーク 感染鮫

 非常に雑な感じで鮫に飲み込まれたりもするわけです。
 ゾンビ描写もしかり、ろくにメイクもしないでウロウロしてるだけですし、そもそもからして、ゾンビが出てくる意味ないですからね。いや、「ゾンビシャーク」ってコンセプトからしたら必要なんでしょうけど。
 あとは、血清を作る博士が「忘れた」って、それどんなサスペンスなんだと。雑にも程がある。

 そんなわけで、ツッコミどころは両の手では足りないわけです。数多あるサメ映画、ちょっとくらい奇をてらったくらいでは何にもならないということがわかりましたね。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。